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Friday, February 02, 2007

イランやるの?

 米国とイランの対立が深まっているようだが、イランはイラクとは比較にならないほど強いので、普通に考えれば戦争に持ち込むのは難しいだろう。しかし、ブッシュ政権は普通には考えられないような発想で戦争を始めるので、また始めるのかもしれない。イランの核問題をいろいろ言っているが、イラクででっち上げた実績のある米英の言い分を真に受けてよいのかどうかを真剣に考えるべきだろう。イラクでは、やりたいからやる、ただそれだけだったのだから。
 米国はイラクにイランの影響力が増していることを懸念しているというが、そんなことはイラク戦争前から分かりきっていた話だ。それでもあえてイラクを攻めたのは、イランとのつながりの深いシーア派組織に実権を与えてイランの影響力を増大させ、それを材料にイランを攻撃するための複線だった、ということか。アフガンを攻め、イラクを攻め、イランを挟み撃ちという展開か、という話題を2003年の空爆中のバグダッドでしていたのだが、ほとんど自作自演としか思えないようなイラクでの泥沼状態とイランとの対立を考えると、本当にそのつもりでやっているようにも見える。しかし、いまのところ米国にとってどういうメリットがあるのかもよく見えないところで、実はただのアホなのではないかという気もしてきて、ちょっと難解である。
 イラクを抱えたままでイランに地上軍を出せるとは思えないのだが、空爆だけだとしても結局主戦場はイラクになるだろう。サドルのマフディ軍もICIRCのバドル旅団はもちろん、イラク政権自体がイラン側につくことになるのではないか。ほとんど自滅への道を進んでいるようにしか見えないのだが、いったい何がやりたいのかがよく分からない。まあ「美しい国」はどこまでもついていくだろうから、こちらは間単に想像できて分かりやすいけれども。

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Comments

安田さま

まあ、米国は多極化の世界を考えているので、中東大戦争は狙っているところでしょうね。あのアベが中国にゴロニャンしはじめたのはアジア平和圏をこれまた米国が構想しているからで。もちろん株価(金)のため。

ヨメが近々イランから帰国しますけど、電話では「いいところですよー。戦争の噂はありますけど、まあ始まるにしてもその直前まで普通なのが王道ですからねー」と言っておりました

さわ

Posted by: 沢宏子 | Friday, February 02, 2007 at 08:20 PM

イラクへの地上軍の派兵増ということは、イランの影響を受けるシーア派への牽制に留まらず、マフディ軍の制圧(イランの影響力の徹底排除)を狙ったものでしょう。しかし、民主党を中心とする今のアメリカの世論が抵抗している限り、増派の時期は延期されると思います。それでも結局ゴリ押しで派兵するのがネオコンなのでしょう。

米軍は、航続距離の長いステルス爆撃機でイランを空爆することが出来ますが、その後の報復戦はイラクなどシーア派だけでなく、他のアラブ国のシーア派も呼応することになると思います。

イスラエル軍の最近の様子が気になります。じっと静かに機を伺っているようです。米国の動きと連動しているようで、どちらもそろって「シーア派つぶし」で再度、動き出すのではないでしょうか?

Posted by: wattan. | Saturday, February 03, 2007 at 01:21 PM

よって、アメリカの「イラン戦争はない」という安田さんの意見に同意。アメ公ネオコンも「イランで戦争はせんよ」と公言しているし、実際のところそんな余裕がないことくらいブッシュ自身がよく判っているだろうしね。
 最近、桜井啓子さんの著書で中央公論新社『シーア派』―台頭するイスラーム少数派―を読んでいます。シーア派について意外と…意外なことが判る本なのでイランついて興味ある人にもお勧めだと思います。イランをはじめ、アラブ諸国、中央アジア諸国に分布するシーア派勢力の相関関係や歴史などが簡潔にまとめられています。 

Posted by: wattan. | Saturday, February 03, 2007 at 08:14 PM

>マフディ軍の制圧(イランの影響力の徹底排除)

 ムクタダ・サドル師=イラン革命防衛隊という発想は短絡過ぎますので上記の引用部分は訂正します。ムクタダは、現イラン政権の方針に従う訳ではありません。ただ、政治判断に敏感で機を見るに達しているのだと思います。もっとも、欧米の見識やスンニ・ナショナリズムの政府から観れば、シーア派政治組織=イランの脅威などと、ありもしない脅威を抱かれるのではないでしょうか。

Posted by: wattan. | Saturday, February 03, 2007 at 08:30 PM

沢さん

そういう陰謀説はありますね。わざとやっているかのような失敗はすべて計算のうちであると。


wattanさん

しかし戦後の大変さを考えるとイラク戦争は無理だろうと思っていたらやりましたからね。
シーア派台頭の驚異とイラク国内での「宗派対立」をつくりだして、イラン攻撃しても周辺国から同情が集まらないような状況づくりをイラク攻撃前から考えていたのかもしれません。最初からねらいはイランであると。

ところで書き込みはX01HTからですか。当方、hermesから。爪が伸びるとえらい打ちづらいですな。

Posted by: 安田 | Sunday, February 04, 2007 at 06:58 AM

最近は、かまぼこ板より、ちとは大きそうなあのkeyboardを駆使してこちらのブログを書いてらしたのですね。安田さんが、膝やら足の甲の上で叩いてるトレーニングの模様を、私は勝手にして少し笑いました。失礼、ごめんあさい。
「ごめんあさい」って、本気であやまってないみたいでいい感じ。”n”ひとつとばしただけです。(ごめんあさい、わざとです。)
上のお詫びとして女性側から爪情報を。「ヒャッキン」で薄いスチロール板にサンドペーパー貼ったモノ売ってます。


Posted by: しっぽ | Tuesday, February 06, 2007 at 04:07 AM

さすがにこのキーボードの場合は親指だけで打ってますよ
タコができてピンポイント攻撃できるくらいになればいいのですが

Posted by: 安田 | Tuesday, February 06, 2007 at 02:13 PM

このニュースについてどう思われますか。

http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2007/02/10/20070210000046.html

アメリカに日本は、ますます文句を言えなくなるような気がしてなりません。中国のみならず、アメリカさえも日本の過去をカードに揺さぶりをかけてきている時代です。この構造、日中戦争から太平洋戦争へ移行した過程とよく似ています。

日本はチベット問題でも、イラク問題でも、文句を言う前にすることあるだろうと揶揄されちゃいますね。安田さんも、その意味で苦しい立場に置かれるのではと心配です。

Posted by: マサガタ | Sunday, February 11, 2007 at 06:57 PM

マサガタさん

なぜ私が苦しい立場になるのか、まったく意味が分かりません
今度こそ論理的にご説明をお願いします

Posted by: 安田 | Monday, February 12, 2007 at 11:02 AM

自国の落とし前もきちんとしていない国に、人の国の悪事を非難されたくないね、と言われたくないなと思いませんか。

安田さんは、南京なんて行ったことあります?

Posted by: マサガタ | Saturday, February 24, 2007 at 01:46 AM

watasiha seijika deha arimasen si kuni wo daihyou siteimasen

oaitre siteiru hima ga arimasen
koreijou ha okotae simasen

Posted by: yasuda | Saturday, February 24, 2007 at 07:45 PM

外国では、誰もが、出身国を代表しているものとして見られる傾向があります。私もそんな経験を留学時代しました。個人として見てくれと言っても、そんな見方をしてくれる人ばかりではないのが現実です。それは日本企業が中国で最近商売しづらくなっているのと同じです。

ただ、日本のことを全く知らないところに行けば別でしょうけど。

とりあえず、安田さん取材頑張ってください。私も外国に行きたいな。日本を抜け出したい。

Posted by: マサガタ | Sunday, February 25, 2007 at 01:07 PM

日本国の現政権の政治的決定もしくは見解に対する中国政府かどこかの政治的反応についての記事が、この件についてのコメントの最初の発端だったはずです。ここでいう代表とは、発言に政治的影響力をともなう政府関係者であるということです。この設定は私ではなくマサガタが行ったものです。
外国に滞在中、私の発言が日本政府の政治的決定もしくは見解に影響をあたえると考えている外国人と出会ったことは1度もありません。つまり、私がこれまで出会った外国人は誰ひとりとして、私が発言に政治的影響力をともなう政府関係者であると認識した人はいません。したがって、最初に設定された代表として私を見た人はいません。
マサガタさんはそうした経験をしたことがあるのかもしれませんが、私はそんな認識をする人がいるとはとても思えません。

中国で日本企業が商売しにくくなっているという話の検証はここではしませんが、そのことが、なぜ私が苦しい立場におかれることにつながるのか、相変わらず理解できません。政府間の外交交渉の過程において、日本国籍をもつ人がすべからく苦しい立場におかれるならば、[安田さんも、その意味で苦しい立場に置かれるのではと心配です]という表現にはなりませんので、あくまで[日本国籍を持つ人の中で苦しい立場に置かれる人とそうでない人がいるが、安田純平は苦しい立場におかれる人間である]とマサガタさんは主張しているわけですが、それを論理的に説明していただくことはできなかったということでこの件は終わらせていただきます。お相手している暇もありませんので、この件についてこれ以上のコメントもご無用に願います.

Posted by: yasuda | Monday, February 26, 2007 at 01:16 AM

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